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刑部人作品への想い

  • 執筆者の写真: 西村 正
    西村 正
  • 2018年12月28日
  • 読了時間: 1分

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刑部人「朝富士」(F6号)







 これは私が所有する唯一の刑部人作品である。刑部人(おさかべ・じん、1906~1978)は叔父より3歳年上で、生涯国外に出ることなく作品制作を続けた画家である。私は永年この画家を敬愛し、その作品に心酔してきた。東京での展覧会は勿論のこと、栃木県立美術館などにも複数回足を運んできた。私がこの作家に惹かれる理由を簡単に説明するのは難しいが、私なりの理解では、どの作品にも高度な表現力に支えられた簡潔な美と、なおかつ上品で気品が感じられるところにあるのではないかと思う。眺めていると心が洗われるような安らぎと喜びを感じるのである。

 富士山の絵は西村俊郎にも多いが、刑部人が描くとこうなる、ということから学ぶことは多い。インターネット上に『刑部人のアトリエ』というホームページがあるので、ぜひご覧になることをお薦めします。 (2018.12.28) 

    

 ●刑部人のアトリエ → www.geocities.jp/jin_1906/

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