1982年頃の「西村俊郎油絵展」案内状
- 西村 正

- 2024年3月16日
- 読了時間: 1分

妻の実家の片付け作業の中で「西村俊郎油絵展」の案内状を発見した。これは私も見たことのないものであった。会場は大丸百貨店東京店の美術画廊。会期が8月であることは判るが年が書かれていない。しかし表面の略歴の中に「1979・80・81年 大丸東京店にて個展開催」と書かれているので1982年頃であろうと推測される。この頃は少なくとも年一回はデパートで個展をやっていたことが判る。叔父は1977年頃から、秋口から冬場の半年はパリを中心にしてフランスに行き始めていたので、この案内状を見るとかなり活発に活動していたことが窺われる。「富士山を描く」と書かれているから、会場には他にも富士山の絵が並べられていたのだろう。それにしても、この絵は初めて見た。我が家にもないから、どなたかが買ってくれたのだろうか。そもそも私には、これまでに人手に渡った絵がどれくらいあるのか正確な数が判らない。他にも新宿の小田急百貨店本館や横浜高島屋で個展をやったことがあったのは私も覚えているが、私自身が叔父の展覧会開催を手伝ったのは1996年の大丸展と翌1997年の相鉄ギャラリー展だけなので、それ以外の個展については把握できていないのだ。西村俊郎の個展はもう30年近く開かれていない。そのうちぜひまた開きたいと思っている。 (2024.3.16)



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