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「コラージュ + ドローイング」 ≪ミニ・ギャラリー(第10回):絵をどう掛けるか (2)≫

  • 執筆者の写真: 西村 正
    西村 正
  • 2021年7月14日
  • 読了時間: 1分

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小林哲郎 “étude 4“(コラージュ+ドローイング、2019年)


 前回の続きです。この作品の作者・小林哲郎(1958-- )は私の友人であり息子の絵の先生だった人でもあります。彼の作品はずいぶん以前から知っていましたが、この作品は二年近く前に、いわば衝動的に手に入れたものです。それ以来我が家の玄関に掛けて毎日眺めています。私がこのようなタイプの作品を壁に掛けていることを意外に思うかたがいらっしゃるかもしれませんが、私には叔父・西村俊郎の絵とは全く別世界のような作品に惹かれる気持ちもあるのです。どこに惹かれたのか言葉で説明するのは難しいけれど、青と黒、それに墨の色と白とのコンビネーションに美を感じたのです。

 青と黒のコンビネーションの美しさを意識しだしたのは、もう30年以上も前のことになります。それは、そのころ手に入れた中型のツーリング用オートバイに青と黒で塗り分けた大きなカウルがついていたことに始まります。それまで青と黒の組み合わせを考えたこともなかったのが不思議な気もしますが、そのオートバイはちょっとした事故でカウルを大破させたために手放してしまったので、よけいにそう思うのかもしれません。(2021.7.14


●「小林哲郎作品集」→ https://kobayashi144.wixsite.com/tetsuro

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