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シンプルな額縁を選ぶ ≪ミニ・ギャラリー(第12回):絵をどう掛けるか (4)≫

  • 執筆者の写真: 西村 正
    西村 正
  • 2021年8月1日
  • 読了時間: 1分

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    西村俊郎「パリの街角」(6F)          西村俊郎「西伊豆風景」(3F)


 これは我が家に昔からある額縁の中で、シンプルさが最も際立っているものである。元々ガラスもアクリル板も入っていない。気に入っているので、あちこち歩いて同じものを探したが見当たらず、画材店に相談してみると、特注として注文するとかなり高いものになるという。

 この2点は叔父の生前から我が家に掛かっていて、家族にとっては日頃最も見慣れた作品といえる。この『パリの街角』は欲しいという人が過去に複数現れたのだが、なぜか叔父は「売らない」と言い張って、話は立ち消えになった。実は他にも何点か「非買」とか「売らない」と書かれた張り紙をキャンバスの裏側に貼った絵がある。よっぽど思い入れが強い作品なのだろう。(2021.8.1


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