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デコラティブな額縁 ≪ミニ・ギャラリー(第13回):絵をどう掛けるか (5)≫

  • 執筆者の写真: 西村 正
    西村 正
  • 2021年8月19日
  • 読了時間: 1分

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刑部人「朝富士」(6F)


 この絵は、京橋の画廊で購入した時のままの額縁で掛けている。やや装飾過多にも思えるこの額縁が、この絵のシンプルな構図を却って引き立てているように感じられる。ひょっとして画家本人が指定した額縁ではないかと期待して画家の親族に確認したのだが、残念ながら確証は得られなかった。ただ、画家がこのデザインの額縁をよく使っていたということは確かなようであった。画家の三男・刑部佑三氏によれば、この作品の写真がカレンダーなどに使われたことがあったという。この絵はその原画であり、画家が自信を持っていた作品ではないかというお話をされていた。

 実はこの絵の下にはテレビが置かれている。つまり、ある意味、我が家で一番目立つ所に掛かっている絵であると言ってよい。購入以来この作品を眺めない日は一日もない。 (2021.8.19

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