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ミニ・ギャラリー(第7回):やっぱり富士の山!

  • 執筆者の写真: 西村 正
    西村 正
  • 2021年1月7日
  • 読了時間: 2分

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「富士と大山の夕景」(撮影:西村 正)


 2021年、あけましておめでとうございます。今年はどうかコロナが終息する年になりますように。

 これは我が家がある横浜市西部から見える富士と大山の夕景の写真です。叔父・西村俊郎も、晩年の10年を暮らしたこの地で冬の散歩のときにこの景色を見たことでしょう。当地から見える富士山は、やっぱり冬の夕方が一番きれいです。以前に住んでいた東京・世田谷からも、やはり富士山がこのように見えていたように記憶しています。ところで、「大山」と書くと西日本の皆さんは「だいせん」と読んでしまうかもしれませんが、これは「おおやま」と読みます。江戸時代には江戸からの大山詣りが盛んだったそうですが、今でも大山は信仰の対象であり、人気の観光スポットでもあります。


            豊作をたたへ大山仰ぎけり 滝沢伊代次


 大山阿夫利神社下社から上社に向かってちょっと登ったところにこの句の句碑があります。私が好きな一句です。

 さて、西村俊郎は雪のある富士を好んで描きました。今回は改めて、そのような富士を描いた絵を観てみましょう。 (以下4作品とも西村俊郎アートギャラリー所蔵)


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西村俊郎「朝焼けの富士(忍野)」(F20号)    西村俊郎「富士晴れる」(F30号)


 この2作品は同じ場所を描いたものですね。



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  西村俊郎「富士(山中湖)」(F12号)       刑部人「朝富士」(F6号)


 西村俊郎の富士の絵はほとんどが忍野か山中湖で描いたものですが、この刑部人作品も山中湖周辺で描いたと説明されています。こう見ると、名山は数あれども、やっぱり富士は日本一の山ですね。(2021.1.7


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