ミニ・ギャラリー(第3回): 何気ない風景
- 西村 正
- 2020年4月8日
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「風景Ⅰ」(F4号) 「風景Ⅱ」(F4号)
西村俊郎が描いた風景画にはいわゆる観光名所を描いたものが多いが、その理由の一つは多分に売り絵を意識していたからだと思うが、もう一つは交通手段の関係で鉄道やバスの路線からそう大きく離れることが難しかったからであろう。しかし、叔父が残した作品を整理してみると、「観光名所」ではないところを描いたものが結構あることが判る。この2点はおそらく木曽の風景であろう。こういう何気ない風景に私は却って心を惹かれる。
(2020.4.8)
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