人物が入った風景(2)
- 西村 正

- 2018年12月13日
- 読了時間: 1分
更新日:2018年12月14日
前回に続く8点をご紹介します。


「リンゴ園」(F8号) 「桜咲く里」(F8号)
左の絵の場所は、長野県であることは確かですが、場所は不明です。右の絵も場所は不明ですが、観光地ではない静かな山里の風景であろうと思われます。


「田植え」(F10号) 「子守り」(F10号)
西村俊郎が日本各地を写生旅行した頃は、まだ農業の機械化がそれほど進んでなかった時代でした。今ではこのような光景はもう見られないでしょうが、それだけに一時代の貴重な記録であると言えましょう。


「川釣り」(P8号) 「冬の釣り場」(F10号)
釣り人は絵になるものと見え、西村俊郎の作品によく登場します。この2作はどちらも場所が不明ですが、世田谷にいた頃は、叔父は登戸近辺(叔父は「稲田登戸」と呼んでいました)の多摩川によく出かけていました。


「舟遊び」(F8号) 「富士山麓晩秋風景」(F15号)
これは多摩川ではないと思いますが、場所は不明です。叔父としては珍しい構図の絵だと思います。富士山を描いた作品は「企画展示第1回」でご紹介しましたが、他にもかなりの数があります。
今回は、二回に渡って、日本の風景を描いた作品のうち、人物の動作が比較的明瞭なものを選んでみました。(2018.12.13)



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