刑部人展@目白美術館
- 西村 正
- 2019年7月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年10月22日

7月7日(日)、JR目白駅から歩いて数分のところにある目白美術館で、数十点におよぶ刑部人作品のコレクションを観てきた。私がこれまで観たことがなかった作品ばかりで、大変有意義な機会であった。実は「刑部人のアトリエ」というウェブサイトで、5年前にも「目白美術館」というところで刑部人展が開かれていたことは知っていた。しかし同美術館がその後休館したこともあって詳細については判らずじまいだったが、この度、画家のご親族より案内状をいただいたので観る機会を得たのであった。
この美術館は館長・高島穣氏の私邸美術館であり、今回の展示はこの5年間に同氏が集めたコレクションを中心としたものである。そのため、展覧会名は「刑部人展その2」、会場名は「目白美術館 PartⅡ」となっている。会期も7月6日(土)と7日(日)の二日間だけで、基本的には案内状を受け取った招待者向けに開かれたものであるようだった。立派なマンションの広々とした数部屋の空間を使ったこの美術館を、高島氏は「ヨーロッパで見られる”邸宅美術館”をイメージしました」と説明している。私はこのようなスタイルの展覧会を観たのは初めてだったので、いたく感心してしまった。勿論、財力の乏しい私に真似できることではないが、発想として新鮮であったということである。
目白美術館のウェブサイトで刑部人作品を観ることができるので、ぜひご紹介したい。 (2019.7.14)
※「目白美術館 PartⅡ」で検索できます。
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