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春陽展&光風会展@国立新美術館(東京)

  • 執筆者の写真: 西村 正
    西村 正
  • 2024年5月15日
  • 読了時間: 2分

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           (国立新美術館の正面)


 「写実画壇展」の鑑賞からスタートした2024年度4月。私は国立新美術館で開催中の「春陽展」と「光風会展」を立て続けに鑑賞した。会期はどちらも4月17日から29日まで。西村俊郎は生前長い間光風会に在籍していたが、春陽会の中川一政さんを慕って、よく永福町のお宅を訪ねていたことがある。実は私自身は光風会展も春陽展も、実際に観に行ったのはこれが初めてであった。この両展を観て、叔父・西村俊郎が生涯をかけて打ち込んできた具象・写実の世界が現在もなお健在であることに感銘を受けたというのが、私の第一の感想である。春陽会のほうが光風会よりも抽象絵画への方向性をより多く秘めているように感じたが、全体的な傾向としては、両展とも明らかに具象・写実絵画の世界がそこに展開しており、これからも叔父の作品を支え続けていこうと決意している私としては非常に心強さを感じたのであった。以下は、たまたま私の印象に残った作品いくつかの紹介です。

【春陽展】

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【光風会展】

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 作者名もタイトルも紹介せずに、ただ私の網膜に残った印象だけを羅列したような「展示」になってしまったことをお詫びいたします。しかし私が総体としてこれらの作品に励まされたことだけはお伝えしたかったのです。ありがとうございました。 (2024.5.15

 


春陽展はこのあと「名古屋展」として愛知県美術館ギャラリーで 5/14~19 に、「関西展」として宝塚市立文化芸術センターで 6/13~18 に開催されます。

 

光風会展はこのあと「名古屋展」として愛知県美術館ギャラリーで 5/8~12 に、「京都展」として京都市京セラ美術館で 5/28~6/2 に、「新潟展」として新潟県民会館で 6/8~13 に、「岡山展」として岡山県天神山文化プラザで 6/18~23 に、「富山展」として富山県民会館美術館で 7/10~14 に、「広島展」として広島県立美術館県民ギャラリーで 7/16~21 に開催されます。

 



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