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西村俊郎の制作現場

  • 執筆者の写真: 西村 正
    西村 正
  • 2018年11月17日
  • 読了時間: 1分

更新日:2019年5月25日

 今回は、西村俊郎の作品とその制作現場(写生地)の写真を見比べてみましょう。

 第1回目は、西村俊郎作品の中でほぼ同じ構図が最も多い(大小合わせて40点以上ある)「セーヌ川」の制作現場と思われる場所を探してみました。


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西村俊郎「セーヌ川」(P20号)


「代表作20選」の一つ







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  シテ島先端の公園とポンヌフ(新橋)。(ポンデザールから上流方向を眺める)

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ポンヌフから下流方向を眺める。最初の橋がポンデザール(芸術橋)。左端にシテ島先端の樹木が見える。【この2枚の写真はインターネット上から使用させていただきました。】


 おそらく西村俊郎はシテ島先端の公園で、下流方向を眺めながら写生したものと思われます。しかし、どうしてこの場所から描いた作品が一番多いのか?----これは想像ですが、ここからなら川面に近い視線で風景を捉えられるということ、そして、ここはパリの中心部にありながら、人ごみから離れた静けさと落ち着きがあったのではないか。画家はそんな雰囲気に惹かれたのではないか、という気がします。 (2018.11.17

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